国際女性デー×SDGs(サスティナブルデベロップメントゴールズ)×グローバル・スタッフ
◇国際女性デーとSDGs
国連によって1975年3月8日に制定された国際女性デー。
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源とされていて、すばらしい役割を担ってきた女性たちの勇気と決断を称える日が3月8日です。
イタリアでは「ミモザの日」として、母親や妻や同僚など身近な女性に感謝の意味を込めてミモザの花が贈られています。
日本ではまだまだ知名度が高くはない「国際女性デー」ですが、SDGsであれば聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
SDGs:サスティナブルデベロップメントゴールズ(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すために達成する17の目標のことです。
持続可能な世界を実現するための17の目標・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。
その17の目標のうちの「5.ジェンダーの平等を実現しよう」は国際女性デーとの関連性も高い目標であり、SDGsに絡めたイベントが日本でも開催されるようになってきました。
◇ジェンダーの平等を実現しよう
2019年に発表された男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書」(世界経済フォーラム)によると日本は過去最低の121位でした。主要7ヵ国では最下位です。
日本政府は2003年に「2020年までに指導的な地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度」という目標を掲げました。
しかし、2020年の企業における女性管理職の割合は平均7.8%。
女性管理職30%以上を実現している企業は全体の7.5%しかありませんでした。
持続可能な社会に必要な要素である、「ジェンダー平等の実現」はまだまだ遠い道のりのように感じられます。
女性の社会進出は全然進んでいないのでしょうか?
総務省「労働力調査」によれば、出産・育児で離職する女性の割合はこの10年で減少傾向にあります。
平成21年度には顕著だったいわゆるMカーブは、令和元年にはなくなってきています。(グラフの赤線)
つまり産休・育休を取得し職場復帰する女性が増えているということです。
女性の活躍推進は進んでいるのですが、管理職の割合はそれには比例していないという現実があります。
では、なぜ女性の管理職の割合が増えないのでしょうか?
様々な要因が考えられるのですが、家事や育児の負担はまだまだ女性中心という風潮も大きく影響しているのではないでしょうか。
結婚・出産・育児というライフイベントは女性の働き方に大きな影響を与えます。
当事者である女性だけでは解決できない大きな課題であり、パートナーや雇用する企業、社会全体で取り組んでいくものと言えますね。
SDGsというと、世界規模や社会全体など大きな視点で考えないといけないように思いますが、
ひとりひとりが身近な生活の中で考えていくものでもあります。
17の目標はそれぞれが独立しているのではなく、関連性を持っています。
その関連性は人それぞれだったりもします。
自分や自分を取り巻く環境にとってのSDGsを考えてみましょう。
2030年には私たちは何歳になっているでしょうか?
そして、私たちの子供たちは何歳になっているでしょう?
SDGsの目標は私たちの子供たちの目標でもあるのです。
お子さんがいらっしゃる方はぜひ一緒に考えてみてはどうでしょうか?
SDGs Edutown (東京書籍さん)はおすすめのサイトです。
弊社は企業として、SDGsに取り組んでまいります。
5.ジェンダー平等の実現
子育てと両立しながら自分らしく働きたい優秀な女性の再就職やキャリアアップをご支援します。
8.働きがいも経済成長も
丁寧な登録面談とキャリアコンサルティングを実施し、就業条件などのアレンジをしながら経験やスキルにあったお仕事のご提案をします。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
企業と求職者様の橋渡しをするのが弊社の役割であり、まさにパートナーシップであると考えています。
その他にも弊社はウイコネクトインターナショナルhttps://weconnectinternational.org/
(米国の非営利団体/女性が所有する企業とのビジネスマッチングを推進)の国際認定を受けており、
国際的な企業とのマッチングも今後展開していきたいと考えています。
引き続きグローバル・スタッフにご期待くださいますようお願いいたします。
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