あなたの家庭はどうですか?コロナ禍での夫婦関係満足度
こんにちは!
今回は夫婦関係はコロナ禍でどう変化したのか?
そして、どうしたら満足度はあげられるのか?についてお届けします。
夫婦関係調査2021の結果
株式会社リクルートが運営する『リクルートブライダル総研』が
10年前から毎年行っている「夫婦関係調査」というものがあります。
2021版の結果は、まさにコロナ禍の夫婦関係について調査されたもの。
その調査によると、
夫婦関係に満足している割合は約7割で、4年前とあまり変化はありません。
全体の傾向としては、満足度が上昇と低下が同程度ありました。
その内容を細かく分析していくと、コロナ禍での変化が見られます。
まず、言葉の定義を先にさせてください。
専業主婦世帯:専業主婦(主夫)の家庭
兼業主婦世帯:配偶者の扶養内でのパートタイム勤務
共働き世帯:フルタイムまたは扶養を外れた働き方
この3つのパターンに世帯を分けています。
●専業主婦世帯、夫の満足度は上がったが、妻の満足度は下がった。
●兼業主婦世帯、夫・妻共に満足度が下がった。
●共働き世帯:妻・夫共に満足度が上がった。
という結果となっています。
満足度の上昇や低下の理由とは
テレワークを導入する企業が増えたことで、夫が家にいることが多くなりました。
このことにより、家事労働が増えたことや1人で過ごす時間が減ったことで、
心理的ストレスや身体的な疲労を感じる専業主婦や兼業主婦が多かったため、
満足度が低下しました。
また、兼業主婦世帯では夫の家事の負担が増えたことで、夫側の満足度も低下しています。
一方で、共働き世帯の満足度が上がったのは、お互いがテレワークになったり、
在宅時間が多くなったことで、夫婦での1時間以上の会話が増えたことと、
感謝を伝えることが多くなったことが理由のようです。
※夫婦関係調査2021(リクルートブライダル総研調べ)
いかがですか?
あなたのご家庭はどうでしょうか?
今回、コロナ禍における夫婦関係の変化という切り口での調査でしたが、
それだけはなく時代の流れのようなものも感じ取れるのではないでしょうか。
夫婦での価値観のすり合わせをする
働く女性が増えている中、専業主婦世帯は減少傾向にあります。
家事や育児は女性だけがするものという価値観は根強くあるものの、
若い世代ではその価値観を持つ人は減っています。
また、40代50代の世代であっても、老後資金の不安だったり、子育てが落ち着いたことで、
自分の人生を見つめなおして「働く」を選択する人も増えています。
女性活躍推進法やSDGsの目標達成など、社会的な大きな流れがあることも要因ではありますが、
女性がさまざまな選択肢を持つことができるようになってきたことは本当に喜ばしいことです。
そういった妻側の価値観の変化と、夫側の価値観のズレみたいなものが満足度の低下に
つながっていると考えられるのではないでしょうか。
調査結果では、共働き世帯での夫婦満足度が上がった理由として、
夫婦での1時間以上の会話が増えたことと感謝を伝える機会が増えたこととありますが、
必ずしも共働きじゃないとこれができないわけではありません。
専業主婦世帯でも兼業主婦世帯でも、2人での会話を通して、
お互いの価値観をすり合わせること、そして感謝を伝え合うことで、
末永く満足度の高い家庭を築くことができるのではないでしょうか。
家族のあり方の変化の中で「働く」ことを選択された時に、
私たちグローバル・スタッフがお手伝いできることがあると考えています。
気になるお仕事がありましたら、ぜひエントリーをお願いいたします。
<バックナンバーのご紹介>
♡女性が職業を持つことに対する意識の変化については、こちらの記事も参考に!
「小1の壁の乗り越え方」
https://www.global-staff.co.jp/newpost/school/
♡パパとの家事分担の具体的なアイデアはこちらの記事で!
「ワーママ必見!家事を分担するにはまず見える化から」
https://www.global-staff.co.jp/newpost/housework/
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