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2024.11.15 代表ブログ

【こんな世の中になると良い】

こんな風になると良いのにな、と思いながらなかなか変わらないのがこの世の中。
それは時代とともにみなが築いてきた歴史もあるし、既得権益もあるし簡単に手放せるものと手放せないものがそれぞれにあるからと感じます。

■労働力は圧倒的に足りていない

そうはいっても10年後の2035年時点では労働力不足がおよそ今の2倍に達する見通しとのこと。労働人口は6%増えるものの、その原理は短時間労働者の労働人口が増えるためらしい。フルタイムに換算した労働力は完全に減少していきますね。
DXなど生産性をあげつつ労働人口減少に備える動きがコロナ禍をきっかけに働き方の自由度を加速させ、より一層自動化やAIの利用やデータ化がスピードアップしている感じがします。

■就業人口確保と財源確保

社会保険の適用事業所も来年に向けてどんどん広がっていく中、扶養はなくなった方が良いのか、なくならない方が良いのか、年金加入者が増えれば財源が増えるため国としては良い方向。でも働き控えを選択する方々をたくさん見てきて”なんとなく周りがそうだから”という方もいましたがこのゾーンの大半が企業規模によってはすでにミニマムもしくはそれ以上の保険加入で就業を拡大を選択した方の働き方を実現してきているのではと思います。
介護や育児、育児の中でもお子さんの障害を理由に働き控えなければ時間のやりくりが無理という方もいらっしゃいました。
もちろん、主婦、という仕事を家庭内で相談しその役割に徹する方も少なくなりましたがまだまだいらっしゃいます。

■負のループはどう変える

やはりこの状況を変えるためには負のループの根っこを抜いて完全に替えるくらいのインパクトが必要になってきそうです。
女性の役割と思われているあらゆる人生のイベントを家族でシェアする時代が来ないことには簡単に女性の働き方が男性とイコールになるとは思えません。
これらを今後解消するために必要な対策は、、、
・全ての教育機関で男子にも幼いころから家事育児の大切さを教える
・全企業での男性育休の拡充徹底
・性別役割分担のイメージを払しょくするあらゆる手立てを実施する
これらの対策が必要と感じます。
女性のライフステージという言葉が私達のライフステージという表現に変わるまであと30年くらいかかりそうですね。
なぜ30年なのか、その原理を次回ブログにて書いてみたいと思います。