2018.03.27
スタッフブログ
幼稚園ママがお仕事復帰を決めたわけ。
名古屋でも桜が綺麗に咲いてきましたね。 今週末は最高のお花見日和となりそうで、今から 楽しみです! 本日のブログは、今年1月に入社した菊地が担当 します。 去年のちょうど今頃の、入園準備をしていた時の お話や、専業主婦から当社での仕事に復帰した 経緯など、自己紹介を兼ねてご紹介させていただ きたいと思います。 _______________________ *自己紹介 _______________________ 4月から幼稚園の年中になる男の子のママ(アラ フォー)です。 電機メーカーで人事担当(正社員)、大学院進学 後、キャリアカウンセラー、企業向け研修開発な どの仕事をしていましたが、妊娠発覚と夫の転勤 が重なり離職。 名古屋で4年間の専業主婦(いわゆるブランク)の 期間を経て、パートタイムのスタッフとして仕事に 復帰しました。 幼稚園は今週から春休みに入りました。 現在は、幼稚園の預かり保育と、在宅勤務の制度、 それから会社のベビーシッター補助の制度などを 活用しながら、勤務をしています。 _______________________ *幼稚園を選んだ理由 (敵前逃亡状態の保活) _______________________ *住んだ場所は保活激戦区* 名古屋に引っ越してきてからすぐの頃、仕事への 復帰のタイミングを計りながら抱っこひもで子ども を連れて区役所を訪ね、保育園の説明を聞きに行き もしました。 しかし、なにせ名古屋の中でもワーストクラスの保 活激戦区です。土地勘が全くなかった私たちが、色 々便利そうだなぁとドタバタの中で安易に住み着い てしまったことを、当時はかなり後悔しました。 実際に見学をして、いいなぁと思った保育園はいく つかあったのですが、車を運転できない私にとって の通園可能エリア内の園は、「どこも空いていませ ん」の一点張り。待機児童もおり、両親フルタイム でも加点がつかないと厳しいのでは、とのこと。 取りつく島もないとはこのことか、というくらいの 思いっ切りそっけない対応でした苦笑。 当時離職中だった私は点数も低く、これといった加 点要素もないので、今の地域ではとりあえずどれだ け頑張っても希望の園に入るのはほぼ絶望的だなと 悟りました。そして同時に、私の名古屋での専業主 婦生活がスタートしました。 *ママの本音~保育園?幼稚園?* 未就園児のママはみんな悩んでいると思うのです。 質の良い認可の人気園に入れたい理由は、「子ども には少しでも良い環境を与えたい」という点が最も 大きいのです。 とにかく第8希望まで書いて、どこでもいいから保 育園に入れたらいいのかと問われたときに、果たし 心からYESと即答できるか。 見学してみて違和感や不安を覚えるような体制なり 雰囲気の園に、我が子を預けてしまっていいのか。 それなら自分が働きに出るのを我慢して、園庭も広 く、充実したカリキュラムを組んでくれる幼稚園に わが子を入れてあげたほうがいいのではないか。 そう考えるママたちも決して少なくないでしょう。 今の日本では、親の就労と子どもの環境がトレード オフになってしまっている現状が少なからずあると 思います。 かくいう私が、まさにこの思考パターンに陥り、ひ とまず就労への想いを胸の内に仕舞いこみ、息子を 幼稚園に入れることに決めました。 *世間は保活、保活と言うけれど…* ただ、実はもともと私自身が家事が苦手なところへ 見知らぬ土地でのワンオペ育児でいっぱいいっぱい になっていた当時の私。 今から思えば、あのタイミングで無理やり子どもを 保育園に預けて働き出していたらと思うと、それは それで厳しい現実と向き合うことになっていたので はないかなという気もしています。 ニュースやネットなどから入ってくるちょっとした 情報が、専業主婦でいる自分の状態への不安を煽り 、とにかく保育園にいれて復帰しなきゃ!という焦 りを生んでいた部分もあると感じています。 私はまずはパートタイマーとして復帰することを 選びましたが(詳細は後述)、今ではこうして少し ずつ環境を整えていくというパターンがあっても いいと考えています。 個人の置かれている状況や子どものタイプ、それに 一人ひとりの仕事・家事・育児それぞれのスキル、 熟達度は本当に千差万別で、状況に応じて働き出す タイミングや働き方(勤務形態など)をより柔軟に 選べるようになれたらいいのにな、と思うのです。 _______________________ *入園式の準備と心配事 _______________________ たくさんの幼稚園の園バスが通る我が家のエリア、 公園や児童館では、幼稚園選びの話題で盛り上がり ましたが、結局、プレを通じて息子がいちばん気に 入った幼稚園でお世話になることに。 去年のこの時期は、入園グッズの準備と記名に追わ れながら、思うように上達しない言葉やトイレトレ ーニングにやきもき。食べ物のアレルギーもあり、 給食は大丈夫か、周囲に迷惑をかけるのではないか 、、、といった懸念もありました。 何より、生まれてから3年間母親にベッタリだった わが子は幼稚園でやっていけるのか。 入園の日が近づくにつれ、心配の度合いは大きくな る一方でした。 _______________________ *心配事は一部的中するも... 案外大丈夫だった? _______________________ 案の定、入園式では爆泣きし、フルパワーで父親に しがみつく息子。結局のところ園児用の席に1人で 着席することはなく、私の不安は募る一方でした(苦笑)。 しかし担任の先生が園のスーパーエース級の素晴ら しい方だったことが幸いし、先生のマジックのおか げで、本当に少しずつでしたが、息子もは新生活に 馴染んでいきました。 入園後1週間ほどで登園時に泣くこともなくなり、 苦手だった野菜も、先生におだてられて食べられる ようになり、あれほど嫌がっていたトイレも、何食 わぬ顔で行けるようになっていました。 ところが「これで一安心か…」と油断した瞬間に、 ちょっと衝撃的な出来事が起こってしまったのでした。 _____________________ *衝撃の個人面談と脱専業主婦への決意 _____________________ 一学期も終わりに近づいたころ、先生との個人面談 がありました。そこでのフィードバックにちょっと したショックを受けます。 「息子さんに手を貸し過ぎていませんか?一人で出 来ることが少なく、集団生活に置いていかれがちで す。おうちでは何でもなるべく一人でやらせてみて ください。時間を区切るなど、集団のルールを意識 させてください。」 要約すると、こんな感じ。 信頼できる育児のプロからの、客観的なフィードバ ックを初めて受けた我ら親子。何か少しは褒めてく れたことがあったような気もするのですが、気にな る&覚えているのはネガティブな情報のみ(苦笑)。 思い返せばこの3年、我が家ではすべてが息子を中 心に回っていた、というか、私が一方的に振り回さ れ続けていたというべきか。 息子を急かすようなこともなければ、靴下の脱着や 箸の上げ下ろしまで、全面的かつ手厚いサポートを 延々と提供し続けてきていて、それが息子の成長の ためには非常に好ましくない事態だったということ に、ようやく気づかされたのです。 よくよく見ていると、近所の公園で幼稚園のお友達 に出会って声をかけてもらっても、ろくに返事をす ることもなく一人で遊び続ける、家の外では何事に も超消極的な息子・・・。 この出来事から、私(の場合は)子どもにベッタリ ではいけないと考えるに至り、これを機に子離れを 決意。このことが再就職への第一歩となりました。 _______________________ *預かり保育と3歳児のプチ自立 _______________________ 第一歩として、まずは、夏休み期間の預かり保育に 出来る限り息子を通わせることにしました。 最初息子は嫌がり、降園時にいただく先生方からの コメントも散々(泣)。預かり保育の追加出費も気 になりましたが、息子への大事な教育支出だと割り 切りました。 預かり保育の先生方は、息子の担任と非常によく連 携し根気よくサポートをしてくださり、夏休み期間 が終わる頃には「ひと夏で見違えたねー!」「すご く伸びましたよ!」先生方に仰っていただけるまで に、集団生活に馴染めるようになりました。 (大の仲良しのお友達と公園で。) そんな経緯を経て、2学期からも平日は継続して、 出来る限り預かり保育でお世話になることに。 幼稚園で17:00まで、それはもう元気に遊んでくる ようになりました。 依然として第一子男子特有の甘えっ子気質というか どんくささのようなものを残しつつも、スキルの高 い先生や学年の違う園児とも遊ぶことで、今までに 出来なかったことが急激に出来るようになってきま した。 積極性や協調性が見られるようになる等、園生活も ようやく、そしてすっかり軌道に乗ったようでした。 *常に子どもといることが、必ずしもベストという わけではない* どこかで「長い間預けたらかわいそう」という呪縛 でがんじがらめになっていた私は、このことがきっ かけで、その思考が完全に逆転しました。 その結果、平日長い時間家でひとりっきりでいるこ とに、だんだんと耐えられなくなってきてしまいま した笑。 子どもが自立の道を進んでいるのだから、私だって 置いていかれるわけにはいかない。自分も何か始め たい、と一旦は心に仕舞いこんでいた仕事復帰への 意欲が、再び湧き上がってきました。 ____________________ *苦労の連続?!幼稚園ママの再就職活動 ____________________ 夫の転勤で、生まれて初めて名古屋に引っ越してき た私、周囲に親しい友人もあまりおらず、平日のお 出かけといえば、幼稚園ママのランチ会くらい。 クラスのママたちは良い人ばかりで、楽しい集まり ではあったのですが、開催頻度も月に一度くらいで すし、やはりママ友同士のお付き合いなのであまり つっこんだ話もできません笑。 よく、専業主婦仲間が「社会から断絶されている感 じ」といった表現を使うことがあるのですが、以前 はピンとこなかったその感じが、ものすごくわかる ようになりました。 子育てで24時間365日忙しかった頃はそれどころ ではありませんでしたが、子どもがプチ自立を遂げ た後、毎日が急激に物足りなくなっていたのです。 そこで試しに、というか、ブランク明けの幼稚園マ マでも働ける先はあるのだろうか、と恐る恐る名古 屋の主婦向けの求人を検索してみますが、やはり幼 稚園の預かり時間(最大で17時まで)、そして長 期休暇(夏、冬休、春休み)がネックです。 なかなかエントリーできそうな案件がありません。 派遣会社に登録して時短案件にエントリーしてみよ うと思っても、こどもが幼稚園で夏休みが...両親遠 方で...と言ったとたんに「それは厳しいですねー」 と電話をプチっと切られたりすることも、一度や二 度どころではありませんでした(涙)。 勤務条件が合わない→少しでも希望条件に近い案件 に、やや無理をしてエントリー→不採用のループに 突入し、全然仕事が決まらずに、それなりに心も荒 み、やっぱりブランクがあったり、幼稚園児連れで はダメかと、自信も意欲も失いかけていました。 周囲を見ても復職を希望する有能なママ友が沢山い るにもかかわらず、就労の機会を得られていない人 だらけ。 名古屋には業績も安定して、採用意欲が高い企業が 多く、またテレビのニュース番組でも、企業の「人 手不足」がシリーズ化されているくらい採用難の時 代にありながら、就業できない人材がこれほどにも たくさんいるなんて、本当に勿体ないなぁと感じる 日々でした。 _____________________ *ブランクありの幼稚園ママが働く会社とは?! _____________________ *会社のミッション* そんな中、細々と就職活動を続けるうちにで出会っ たのが、現在勤める会社でした。 名古屋近隣の主婦に特化した就労支援を行っていて 名古屋の優良企業に主婦活用のメリットを訴求し、 企業に掛け合いママでも働ける時短求人をたくさん 創り出していこうと奮闘する社長や営業チームの メンバーの姿に、ハッとさせられました。 そして、主婦(ママ)ひとりひとりに寄り添う、 温かくも的確なキャリアコンサルティングを行う 当社のメンバーたちの姿に共鳴。私もこんな仕事を してみたいと感じました。 *会社の環境* 何度かお話をさせていただく中で運よくオファーを 戴くことができたうえ、社長は主婦雇用のエキスパ ートであったことから、勤務の条件などを非常に 柔軟に考えてくださり、幼稚園ママである私でも、 無理なく勤務が可能な状況を整備してくださいました。 また社内のメンバーも8割が主婦・ママという環境 で、お互いの状況への理解が深く、サポートの体制 が整っていて、子どもの園の行事や、急な発熱など でイレギュラーな欠勤が発生しても、理解をいただ いています。 何よりこの組織の環境を背景に、メンバー全員が名 古屋の主婦雇用の創出というミッションに意義を感 じていて、仕事に前向きに、そして意欲的に取り組 んでいます。前向きで、向上心があって、温かい。 そんな組織で働けることが、本当にハッピーだと感 じる毎日です。 *社長の考え方・マネジメント術* 社長がよく「主婦の皆さんは、無理のない勤務条件 さえ整えれば、本当にまじめに頑張ってくれる」と 言います。主婦に特化した人材サービスを10年以 上手がけ、そうした主婦の特性をとことん理解して いるからこその経営術、マネジメント手法なのだろ うなと思っています。 *ブランクから復帰した幼稚園ママの目標* そんな主婦の能力を引き出す環境が整った職場を 増やしていくことが私たちの役目だと思っています し、幼稚園だろうが保育園だろうが、子どもがどこ に通っていようとも主婦・ママが能力を発揮できる 場をもっともっとつくり出していきたいと思ってい ます。 今までの私の人事やキャリアカウンセラーの経験、 そして主婦としてブランクからの復帰に苦しんだ 経験を活かしたい!そして何より、女性を取り巻く 雇用環境をより良い方向に変えていきたい、その思 いで、弊社での仕事に取り組んでいます。 これからもたびたびブログに登場し、名古屋のママ におすすめの案件や、専業主婦からの仕事復帰を目 指す方への様々な情報をご提供できればと考えてお ります! 今後とも、どうぞよろしくおねがいいたします☆ (2018.5.30 一部加筆修正しました) ▼名古屋の主婦(ママ)のお仕事探しはこちらから▼ https://www.global-staff.co.jp/search_jobs/ ▼子連れOK!子育て中のママ向け登録会 (お仕事紹介・キャリアコンサルティング)随時実施中▼ https://www.global-staff.co.jp/registration/ #名古屋 #主婦 #求人 #ブランク #扶養内 #派遣 #時短 #パート
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