ウィコネクト インターナショナルの国際認定を受けました!
この度、株式会社グローバル・スタッフはウィコネクト インターナショナル(WEConnect International:https://peraichi.com/landing_pages/view/weconjpn2019
)の国際認定を受けました。
ウィコネクト インターナショナルとは?
ウィコネクト インターナショナルとは、本部を米国ワシントンDCに構えるサプライヤーダイバーシティを推進する非政府非営利組織です。
日本でもサプライヤーダイバーシティの活動が本格化し、日本支部は2018年に設立されました。
インテルやジョンソン・エンド・ジョンソンの後援を受けるこの団体は、国連による「持続可能な開発目標(SDGs)」のNo.5「ジェンダーの平等」に取り組んでいます。
ダイバーシティという言葉はニュースなどでも聞く機会が増えましたが、サプライヤーダイバーシティという言葉は聞き慣れないかもしれません。
サプライヤー=供給元
ダイバーシティ=女性、マイノリティ、LGBT、障がい者など多様な人材の活用
大企業のサプライチェーン(供給連鎖)の中で、ダイバーシティによる企業が商品やサービスを提供する機会を得るための取り組みを意味しています。
ウィコネクトインターナショナルの具体的な活動としては、女性によって経営が行われている女性所有企業を特定し、教育、登録、国際認定を行い、多国籍企業の調達部門とのマッチングを推進しています。
世界112カ国・約7982社の女性経営者が登録しており、今回弊社は日本で9社目の登録認定を受けることになりました。
国際認定を受けた意味とは?
日本政府による成長戦略に「女性の活躍推進」が盛り込まれて、数年が経とうとしています。
指導的地位に対しての女性の割合を3割にするという公約が掲げられましたが、上場企業での役員の女性比率は4%に満たない状況です。(2018年3月決算期)
企業の女性社長比率においては7.8%(帝国データバンク調べ)と、世界平均32%(Weconnect調べ)に比べて低いのです。
世界の経済のジェンダーギャップ指数は144カ国中114位(2017年)でありとても低い水準です。
経営者および雇用される人材においても、女性活躍は世界に遅れをとっているのが現状です。
一方で、グローバル化は進み、海外進出する日系企業は増加傾向にあります。
世界中で女性の活躍比率が高まる中、日本ではなかなか増えない現状でグローバル化だけが進むとどうなるでしょうか?
日本の国際競争力は低下していくことは容易に想像がつきます。
グローバル化が進む日本において、女性所有企業である弊社がウィコネクトインターナショナルの認定を受けたことで、スキルの高い優秀な女性の雇用率を高めることが求められており、かつ急務であるとの認識をあらたにしました。
名古屋の優良企業と優秀な女性との雇用の架け橋となり、企業の生産性を高めていくことが弊社の最大のミッションであり、ひいては名古屋の経済のさらなる発展につながると考えています。
バリューチェーン=価値連鎖を作り出したい
スキルや経験を持つ女性には計り知れない可能性があります。
優秀な女性の雇用を生み出すことで課題が解決され、新たな価値が生み出されます。
また、女性が自身の力を存分に発揮することで自己実現を可能にし、より充実して、より豊かな人生を築くことにもつながっていくはずです。
また、その姿を見て成長する子供たちにもそれが連鎖していき、その未来に価値の連鎖を作り出したいと願っています。
今回のウィコネクトインターナショナルの国際認定をいただいたことで、社員一同気持ちを新たにサービス向上に邁進してまいります。
今後ともグローバル・スタッフをご愛顧いただきますようお願い申し上げます。